【Miccko】イヤイヤ期は『成長の最高のチャンス』声にならない気持ちの育て方

こんにちは、Miccko(みっこ)です。

子育て中のママ、パパの皆さま、毎日本当にお疲れ様です。
特に0歳から3歳のお子さんを持つ方は、日々の成長への喜びと同時に、
「これで大丈夫かな?」「うちの子だけかな?」と、
これまで感じたことのない悩みや不安を抱えることも多いのではないでしょうか。

そんな皆様の「ちょっと聞いてほしい」「こんなこと考えてるよ」という声に、
私がベビーシッターとして日々感じていることを、ちょっとずつ綴っていきたいと思います。

今回は、多くのママさん、パパさんが頭を抱えるテーマのひとつかもしれません。

イヤイヤ期は、人生で最も大切な「第一歩」

「いや!」「やだ!」

朝から晩まで、何を訊いても、何を提案しても、
返ってくるのはこの言葉ばかり…。正直、大人である私たちの方が
「いやいや!」と叫びたくなりますよね(笑)。

ただ、私はこの「イヤイヤ期」を
「スーパー大事な時期」だなぁとも感じています。
なぜなら、
これがそのお子さまにとって「人生で初めての自己主張」だから。

「私は世界でたった一人の存在なんだ」ということを知るための、
大切な時間であり、自分の気持ちを、自分の言葉で、
目の前の相手に伝えるという、
声だけから『言葉』に変わった、
その子にとって、とても偉大な変化を迎えた時期なのだと感じています。

だからこそ、お子さまには、この時期にいっぱい「いやいや」と主張して、
たくさんの「自分の気持ち」と出会ってほしい。
そう願っています。

ただ、、、「いやいや」はキツい。

イヤイヤ期のMiccko的考察

「イヤイヤ期」について考えるとき、私はいつも二つの側面から捉えています。

1. 言葉の発達ベースで考えてみる

言葉を覚え始めたばかりのお子さんにとって、「すき」と「いや」は、自分の気持ちを表すのに一番簡単でパワフルな言葉です。
語彙がまだ少ない中で、自分の気持ちを表現するのに一番便利な「最強ワード」なんです。
(1歳で約10語、2歳で約300語と言われています。ちなみに大人はおよそ5万語ですw)
。。。たとえば私にとっては「やばい!」がまさに最強ワードかも。

だからもしその子が「いや」と言ったなら、
ぜひその子に「いや」以外のボキャブラリーを贈りたい、と思っています。

とは言え、いきなり長い言葉は伝わりにくいものです。 例えば、お子さんが「いや」と言った時、私は「やめる?」「すきじゃない?」「こっちもいい?」などと、3語以内くらいの言葉で伝え返しすようにしています。
そうしたら、「いや」+「じゃない」とか、
「いや」の代わりに「〜しない」「〜したい」を使うとか、
驚くことにその日中にお子さまの表現が枝葉のように広がっていくことが、かなりありました。

2. 感情の発達ベースで考えてみる

人間が生まれた時、持っている感情は「快」と「不快」のたった二つから始まると言われています。
そして徐々に、ゆっくりと時間をかけて、複雑な感情を獲得していくとされています。

0歳から2歳くらいは、
まだ「快」か「不快」か、
あるいは「好き」か「嫌い」か、程度のシンプルな感情で動いています。

例えば「なんでいやなの?」と理由を聞かれても、「いや!」というだけで、答えられないことも多いですよね。
それはまだ「他人」や「物」という自分と別の存在が「ある」ということを『認識』できておらず、
「自分」と「自分が感じていること」だけがわかっているだけ、という感覚だと思います。

だから私は、そのタイミングにその子の「感情の器」を広げてあげたい、と思いました。

「いや」なら、その『いや』はどんな感じ?と尋ねます。
「とげとげ、ちくちく?」「どきどき?」「どっしーん?」と、擬態語や擬音語にジェスチャーをつけて訊いてみるんです。

そして、もう少し理解力が育ってきたら、もう一歩深掘りもします。
子どもの「いやいや」の裏には、必ず具体的なイメージがあります。
何をどうしたいのか、適切な言葉を持ち合わせておらず、すべてが「いや」に集約されている。
だから私はその背景をあらゆる角度から想像します。

できる限り、その子が知っているであろう言葉を使って、状況を言語化してあげたいと思います。

  • 「もう少し、(手で長さを表して)このくらい?、遊びたかったの?」
  • 「この車と、山の向こうまで行きたかったの?、まだまだ遊びたかったの?」

もちろん、「違う!」と言われることも沢山あります。
そんな時は私も恥ずかしがらないように、素直な気持ちで(※意外と難しい)、その子が分かる言葉を使って聞きます。
「私、分からなかった。〇〇ちゃんのことばで聞かせてくれるかな?」と伝えます。

その時はできるだけ目をしっかり見つめて、「あなたのどんな言葉も受け止めるよ」というオーラを出すように努めます。

「いやいや」は、成長のチャンス?

私は、「いやいや」が出た時こそ、その子の何かを伸ばす良いチャンスだと思っています。(個人的には、言葉のフラッシュカードやプリントよりも、よっぽど効果的だと思っています!)

だから私は、「いやいや」が出たら、予定をプラス10分見積もることにしています。
勉強には時間が必要だと考えるのと、全く同じ感覚です。
時間をかける価値が、メリットが、いっぱいあると考えています。

とはいえ、時間がない時もありますよね。もっともっと時間や余裕がない時。
そんな時は、私も「いやだ」という気持ちを伝えて、
私(保育者)は『他者』であるということをまず教えるようにします。

そして時間や状況は大人である私にとっての都合なので、こちら側からの「お願いごと」をさせていただきます。

これはもう「交渉の域」です。ただお菓子などはすぐ出してあげられないので、
今これをこうしたら「あれで遊ぼう!これでも遊ぼう!それから、高い高いもしよう!」という遊びの報酬を提案しています。(笑)

あとはどうしても折り合いがつかない気持ちを昇華させる為に、一緒に「いやいやダンス」を踊って、笑いに転換してしまうこともあります。それも怒りや悲しみに折り合いをつける、という生きる技術の一つだと思っています。

求められているのは「共感」と「解決」

「いや」という言葉だけが耳についてしまいがちですが、一周回ってよくよく考えてみたら、子どもも大人も、求めていることは同じだと思っています。

  • 私の気持ちを受け止めてほしい。
  • 私の気持ちを知ってほしい。
  • そして、この問題(気持ちなのか、状況なのか)を、『一緒』に解決する方法を考えてほしい。

「イヤイヤ期」の取り組みは、その子の成長はもちろんですが、私たち大人が、子どもの世界を理解し、コミュニケーションの力を高めるための大切な時間なのかもしれません。

最後に

私は、おもちゃコンサルタントとして、またベビーシッターとして、多くのお子さんの成長に寄り添ってきました。そして、この子どもの成長・発育に携わる日々が楽しくて、パーソナル幼児教室や、親子の皆様がほっと一息つける親子カフェ、そしてキッズスペースの貸出しといった活動を始めています。

もし、今「うちの子の教育環境、このままで良いのかな?」と少しでも不安を感じたり、子どもの発達について深く関心を持たれたりしたなら、ぜひ一度、私たちの活動に関心を持ってみてください。

子どもの教育や育児は、決してママ一人で抱え込むものではありません。
私はそうして子どもたちと、そして必要とあれば大人の皆様と、そばで共に泣いて笑って育っていける存在に、常に共育者でありたいと思っています。

皆様と一緒に、子育てがもっともっと楽しくなる世界を創っていけたら、とても嬉しいです。

Miccko(みっこ)

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