こんにちは、Miccko(みっこ)です。
今朝は自宅がかなり冷え込んでいて、布団からなかなか出られませんでした。朝の家事を一通り終えて、最近ハマっている朝ごはんとコーヒーをお供に、少し緊張しながら、この記事を書いています。
このホームページに来てくださった皆さまに、私と同じプレコン期間の方にとっては「子どものいる暮らし」について考えるきっかけに、子育て中の方にとっては私の考えや感性を、「こんな考えもあるんだなぁ」とちょっと楽しんでいただけるお時間をお届けできたら嬉しいです^^
ふと、目に止まった「賢い子」というキーワード
先日、ふと目にした検索ワードに立ち止まりました。「子どものうち、賢い子の特徴は?」というもの。私も毎日たくさんのお子さんと関わらせていただく中で、親御さんの「この子の可能性を最大限に伸ばしてあげたい」という願いをひしひしと感じています。
ただ、世間で言われる「賢さ」って、ちょっとプレッシャーになりませんか? だから、ベビーシッターとして、そして一人の人間として、毎日子どもたちの成長を見つめる私が、「もし自分だったら、どんな関わりを大切にしたいか」を、ここにそっと書き残しておこうと思います。
これはあくまで私の私見であり、心のダイアリーです。
温かいコーヒーでも飲みながら、ゆるりと読んでいただけたら嬉しいです。
1. その子の「やりたい!」を全力で応援すること
「知的好奇心が旺盛な子」が良いって、よく言われますよね。でも、好奇心って大人が頑張って引き出すものではなく、その子の内側から湧き出るもの。
だから、私は、目の前の子どもが「これやりたい!」「知りたい!」と感じたその瞬間、その気持ちにとことん付き合ってみたいんです。時間の都合で難しい時もあるけれど、できる限り「また今度ね」ではなく、「じゃあ、やってみようか!」と開かれた態度でいること。これが、子どもの「やりたい気持ち」という名の、自立へのエンジンを育てるのかなと感じています。
2. 子どもの世界を「言語化」で広げるお手伝い
論理的思考力というと、なんだか難しく聞こえますよね。でも、0〜3歳の子どもたちと関わる中で感じるのは、まず「自分の気持ちや見ているものを言葉にできること」が大切だということ。
うまく言葉にならない「イヤ!」も、「なんだか悲しい気持ちなんだね」「もっと遊びたかったんだね」って、私がそっと言葉にしてあげる。そうやって、子どもたちの**感じたことや考えていることをその場で「言語化」してあげるのが、思考の基盤を一緒に築くことになるのかな、と思っています。
3. 一人ひとりの「気づき」に光を当てる
観察力も、立派な賢さの一つ。でも、みんなが同じものに気づく必要はありません。ある子は雨上がりの匂いに、ある子は窓の光に、ハッと心を動かされている。
私はシッターとして多くのお子さんと関わる中で、「気づくこと」を大切に見守るようにしています。この子が今、何を見つめているんだろう? その子だけの「見たいもの」に寄り添うことで、その子だけの総合的な「観察力」が育っていくと信じています。
4. 自己肯定感と語彙力で育む関わる力
コミュニケーション能力って、実は自分をどれだけ信頼できているか(自己肯定感)から生まれるんじゃないかな、というのが私の持論です。
私はベビーシッターのお仕事をさせていただく時、自分は共師(きょうし)なんだと自覚しています。時に包み込む母のように、時に本音で語れる親友のように、そして時には社会のルールを伝える社会人として、多角的に子どもと関わります。そうやって愛情と信頼を注ぐことで、子どもは安心して自分を表現できるようになり、自然とコミュニケーション能力が育つと思うんです。
5. 心に誠実な行動こそが「正しい努力」
努力を継続できる子。もちろん素晴らしいことですが、「頑張り続けること」だけが努力の定義ではないと思うようになりました。
本当に大切なのは、自分の心に正直に行動し続けること。お子さんの「好奇心」や「探究心」に嘘をつかず、実直に応えていくことこそが、その子が心から楽しめる「正しい努力」を引き寄せる力になるのではないでしょうか。
6. 「失敗」を「学び」に変える私の目線
同じ失敗を繰り返さない子。これも賢さの指標の一つですね。
ただ、毎日子どもたちと接していると、同じ「失敗」に見えても、その時の体調や心の状態、その行動の背景にあるものは毎回違うということに気づかされます。だからこそ、私たち大人の「見取り力」が大切なんです。背景が見えれば、子どもの行動は失敗ではなく、「今、この子が得ている大切な学び」に変わりますから。
7. のびのびできる「安心な場所」という土台
自分で考えて行動できる力は、本来、すべての子どもに備わっている「生きる力」だと考えています。
でも、お腹が空いていたり、不安だったり、環境に怯えていたりすると、その力はブレーキがかかってしまう。だから、私たちが一番大切にしたいのは、お子さんにとって「安心できる場所」と「のびのびできる時間」を保証すること。それが、行動力の土台を育む、私たち大人にできる最大のサポートだと考えています。
私もまだ母親ではないけれど、預からせていただくすべてのお子さんたちから、毎日たくさんのことを教わっています。子育ては、本当に不安と発見の連続ですよね。
この大切な時期を、「教育」という言葉に気負いすぎず、親子で一緒に「楽しむ世界」に変えていきたい。それが私の心からの願いです。
もし、私のこのような考え方に少しでも共感していただけたら、ぜひ私たちの場所へ遊びに来てください。
親子カフェは、同じ思いを持つメンバーと共に、ママパパも子どもも「安心」して「のびのび」過ごせるようにと願いを込めて作った場所です。
みんなで子育てをしよう、それが必ず子どものためになる。
それが私の創業の想いでもあります。
また、私の日常の気づきを綴りますね。 Micckoより、温かい気持ちを込めて。
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